『令和二年最初の初場所』では、西前頭四枚目の正代が見事初優勝を遂げました！初場所が始まる前はまさか平幕が優勝するなんて思っても見ませんでしたね・・・
しかも、平幕の正代と徳勝龍が１２勝１敗同士で土俵を引っ張り、１４日目に直接対決が組まれ、徳勝龍が正代を下して一歩リードする形となりました。
白鵬、鶴竜の二横綱が相次いで休場する中、優勢と言われていた大関の貴景勝も１４日目に三敗目となってしまい、優勝が消滅。「相撲は始まって見ないと最後まで分からない」という言葉をそのまま表した初場所となりましたね。
正代が優勝するには、
・千秋楽の相手である御嶽海を下す
・徳勝龍が千秋楽で貴景勝に敗れる
・優勝決定戦で正代が徳勝龍に勝つ
という条件を全てクリアしなければならず、かなり厳しい千秋楽の土俵となりました。
ですが、そんなプレッシャーを跳ね飛ばし、見事初優勝を決めた正代！結果を残した初場所の取組は本当に見事でした！
千秋楽では、優勝力士の恒例行事として「優勝パレード」が開催されることになっていますが、正代の優勝パレードについてまとめてみました。
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正代の優勝パレードのルートは？
正代が所属する木瀬部屋ですが、両国国技館から 車で５分ほどの距離にあります。【時津風部屋】
東京都墨田区両国3-15-4
地図では、車の最短ルートを出していますが、千秋楽での優勝パレードは夕方の交通量の多い時間帯に開始されることになっています。混雑状況によっては迂回ルートを通る可能性もあります。
また、木瀬部屋までは歩いて１０分ほどの場所になりますので、先回りして部屋の前で親方と女将さんとの感動のご対面を見に行くという手もありますよ！
正代の優勝パレードの開始時間は？
徳勝龍の優勝パレードの開始時間ですが、通常、毎回行われる優勝パレードの時間帯から予想すると18:30前後あたりではないかと予想しています。千秋楽の結びの一番は、通常の場所ではおおよそ17:30頃に取り行われることが多いのですが、正代の千秋楽の相手は優勝経験者でもある御嶽海。徳勝龍が貴景勝に破れ、正代が御嶽海に勝つと、徳勝龍と正代の優勝決定戦が行われることになります。
仮に優勝決定戦が行われるとなると、両力士の髷を整えたりする時間がありますので大体17:45前後に行われます。
優勝決定戦後にそのまま表彰式に移りますので、正代の優勝パレードの開始時間は
18:45〜19:30
あたりにスタートするのではと予想しています。
詳細が分かり次第、情報を追記いたします！
正代の優勝パレードの旗手は？
正代の優勝パレードの旗手は同じ部屋の力士が務めることになっています。今回の優勝パレードの旗手は、豊山
が務めるのではないかと予想しています。
【時津風部屋の幕内・十両力士】
・豊山（前頭九枚目）
・豊ノ島（十両十一枚目）
時津風部屋には正代の他に、豊山と十両の豊ノ島がいます。その中でも番付上位の力士が旗手を務めることが多いので、豊山が務める可能性が大きいです。
正代は初場所の番付は前頭四枚目。この１年間の星取表を見ても、勝ち越しと負け越しをほぼ交互に繰り返している状態でした。「良い時と悪い時の差がはっきりしている」と感じている相撲ファンも多いんじゃないでしょうかね。
2014年の春場所に前相撲スタート。東京農業大学時代には２年生で学生横綱となり、幕下15枚目格付出の資格を持っていたものの、大学卒業を優先した為その資格は無効となりました。
大学卒業後に、東京農大とゆかりのある時津風部屋に入門。2014年五月場所では序ノ口優勝を決めました。そのまま負け越し知らずで幕下を駆け上がり、2015年名古屋場所にて新十両に昇進。
昇進の記者会見で「十両で対戦したい力士は？」と聞かれて「誰とも当たりたくない」と答えたり、憧れの力士はいないなど悲観的な発言も多く、「超ネガディブ力士」としても話題になりました。
ネガティブな発言が多かった正代ですが、十両を二場所で駆け上がり、2016年初場所で新入幕。初土俵から11場所所要の新入幕は、1958年以降初土俵（幕下付出は除く）ではスピード3位タイとなりました。
2017年初場所では新三役を関脇で迎え、一気に大関候補として名前が上がるも勝ち越しと負け越しを繰り返し、幕内での定着が多く見られました。
今場所では序盤から正代らしい力強くしなやかな取組が見られ、「一段と強い正代」を千秋楽まで見せ続けてくれましたね！
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また、今場所では兄弟子の豊ノ島が十両十四枚目で大きく負け越し、十両陥落の恐れも出てきました。年齢的にも「引退するのでは？」と囁かれている中、正代の力強い相撲は豊ノ島の心にも届いていることでしょうね。
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先日、当日券で並んで初場所を見てきたのですが、やはり、国技館の一番上からの観戦となると力士の姿もかなり小さかったです(^_^;)
そんな時に役に立つのが オペラグラス！
朝乃山の優勝パレードを観戦しようと思っている方にとっても必須アイテムになるかと思いますので、一家に一台、用意しておいてはいかがでしょうか？
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正代の優勝パレードの車種は？
正代が優勝した際にパレードに使われる車の車種ですが「 ベンツのS550カブリオレ」になります。
引用：https://minkara.carview.co.jp/car/mercedes-benz/s-class_cabriolet/
こちらのオープンカーは2018年の1月から変更になり、日本（東京都）から千秋楽に貸し出されるようになったとのこと。
ちなみに、それまでのオープンカーは「アウディA5ガブリオレ」でした。
引用：https://minkara.carview.co.jp/car/audi/a5_cabriolet/
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大相撲の優勝パレードは大きな力士が二人も揃ってオープンカーに乗るので車の車種も気になりますよね(^_^;)
正代の初優勝を見届けようと、両国国技館の入り口には早くから大勢の人が集まってくるかと思いますので、パレードを見たい！という方はぜひお早めに国技館の入り口にお越しください！
正代は熊本県宇土市出身。熊本出身の力士としては初の優勝力士となります！
歴史的な快挙を故郷の宇土市でも盛大に迎えたいとのことで、1月22日から市内の市民体育館ｅｃｏｗｉｎ宇土アリーナにてパブリックビューイングがすでに始まっています。
【正代・千秋楽パブリックビューイング】
■ 日時：令和2年1月26日（日） 午後4時30分～午後5時30分
※取り組みの時間・結果により、打ち切り・延長あり。
■ 場所：市民体育館ｅｃｏｗｉｎ宇土アリーナ
昨年、富山県出身力士として103年振りとなる朝乃山が優勝した際は、地元の富山では朝乃山フィーバーに沸き返っていました！
正代が初優勝した暁には、熊本県内で正代フィーバーが巻き起こること間違い無しですね！また、故郷凱旋パレードも計画を立てられると思われます。
まさに、故郷に錦を飾る熱い取組を、千秋楽でも見せてもらいましたね！地元の皆さんに喜んでもらえる相撲を取れることは、力士冥利につきますね。
令和二年の相撲は始まったばかり！正代の優勝は世代交代が囁かれている相撲界のまさに代名詞ともなりました。初場所を機に一気に世代交代の波は押し寄せるのか、初場所以降の相撲界にも多いに期待を寄せたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
