『令和二年最初の初場所』では、西前頭十七枚目の徳勝龍が見事初優勝を遂げました!初場所が始まる前はまさか平幕が優勝するなんて思っても見ませんでしたね・・・
しかも、徳勝龍と平幕の正代が12勝1敗同士で最後まで土俵を引っ張り、14日目に直接対決が組まれ、徳勝龍が正代を下して一歩リードする形となりました。
そして、千秋楽の貴景勝との結びの一番。本場所の徳勝龍の決まり手が「突き落とし」が多かったこともあり、「この一番も突き落としではないか・・・」と、大勢の予想を裏切って、見事寄り切りで勝ちました!
誰が見ても文句無しの徳勝龍の勝利の姿に、私ももらい泣き状態でしたね・・・
白鵬、鶴竜の二横綱が相次いで休場する中、優勢と言われていた大関の貴景勝も14日目に三敗目となってしまい、優勝が消滅。「相撲は始まって見ないと最後まで分からない」という言葉をそのまま表した初場所となりましたね。
千秋楽では、優勝力士の恒例行事として「優勝パレード」が開催されることになっていますが、徳勝龍の優勝パレードについてまとめてみました。
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徳勝龍の優勝パレードのルートは?
徳勝龍が所属する木瀬部屋ですが、両国国技館から 車で5分ほどの距離にあります。【高砂部屋】
東京都墨田区立川1-16-8
地図では、車の最短ルートを出していますが、千秋楽での優勝パレードは夕方の交通量の多い時間帯に開始されることになっています。混雑状況によっては迂回ルートを通る可能性もあります。
また、木瀬部屋までは歩いて20分弱の場所になりますので、部屋の前で親方と女将さんとの感動のご対面を見に行くという手もありますよ!
徳勝龍の優勝パレードの開始時間は?
徳勝龍の優勝パレードの開始時間ですが、通常、毎回行われる優勝パレードの時間帯から予想すると18:30前後あたりではないかと予想しています。千秋楽の結びの一番は、通常の場所ではおおよそ17:30頃に取り行われることが多いのですが、徳勝龍の千秋楽の相手は大関の貴景勝。徳勝龍が貴景勝に破れ、正代が勝ったとすれば、徳勝龍と正代の優勝決定戦が行われることになります。
仮に優勝決定戦が行われるとなると、両力士の髷を整えたりする時間がありますので大体17:45前後に行われます。
優勝決定戦後にそのまま表彰式に移りますので、徳勝龍の優勝パレードの開始時間は
18:45〜19:30
あたりにスタートするのではと予想しています。
詳細が分かり次第、情報を追記いたします!
徳勝龍の優勝パレードの旗手は?
徳勝龍の優勝パレードの旗手ですが同部屋の志摩ノ海が務めました!
<千秋楽の様子>
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) January 26, 2020
優勝パレード。優勝した徳勝龍と旗手の志摩ノ海。#sumo #相撲 #一月場所 #初場所 #初優勝 pic.twitter.com/dK4I83D9DO
兄弟子の優勝は自分たちの優勝と同じ!という思いが滲み出ているような、志摩ノ海の満面の笑みに喜びが伝わってきますね!
ちなみに、木瀬部屋には徳勝龍と志摩ノ海の他に3人の十両力士がいます。
【木瀬部屋の十両力士】
・英乃海(十両二枚目)
・木崎海(十両三枚目)
・美ノ海(十両十二枚目)
兄弟子の勝利の姿に、「頑張れば自分たちだって優勝できる!」と若い力士たちも熱い決意を固めたことだと思います!
徳勝龍は初場所の番付も前頭十七枚目と幕内の一番下の番付とあって、四場所ぶりの再入幕を果たして初場所に臨みました。年齢は現在33才ということで、いわばベテラン力士の一人として15日間土俵にたち続けました。
同い年の力士には
・稀勢の里
・豪栄道
・栃煌山
・碧山
・魁聖
・宝富士
・勢
など、錚々たる力士が揃っており、いわゆる「花のロクイチ組」の一人に名前が上がっています。
2013年の名古屋場所で新入幕を果たし、2014年の名古屋場所までは幕内で相撲を取るも、翌秋場所では十両に陥落。その次の場所では一場所で幕内に復帰するも、その後は怪我も重なり幕内と十両を行ったり来たりしていました。
また、徳勝龍は自ら「大事な勝負に弱い」と認めていたところもあり、今までなかなか結果が出なかったことが嘘だったかのように、今場所は連日連戦見事な相撲で土俵を沸かせました。
特に、正代との直接対決となった十四日目の取組は、前日十三日目の正面解説の北の富士さんも「番付から言って正代でしょう」と予想していたにも関わらず、その予想を大きく覆す結果となりました。
正代に土俵際まで詰め寄られるも、ひらりと交わして突き落としで勝った相撲は本当に見事でした。取組後に「よっしゃ!」と気合いの入った徳勝龍のアップが中継でも映し出されましたが、テレビも見ていたファンも同じように気合いが入った取組となりましたね!
木瀬部屋には、
・木崎海
・美ノ海
といった若手の力士も伸びてきており、怪我で初場所は序二段まで下がった人気者の宇良も、序二段で全勝優勝を勝ち取り、 優勝決定戦までもつれ込みました。
徳勝龍と宇良が同時に優勝を決めるとなると、令和の時代は木瀬部屋が引っ張るかもしれませんね!
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先日、当日券で並んで初場所を見てきたのですが、やはり、国技館の一番上からの観戦となると力士の姿もかなり小さかったです(^_^;)
そんな時に役に立つのが オペラグラス!
朝乃山の優勝パレードを観戦しようと思っている方にとっても必須アイテムになるかと思いますので、一家に一台、用意しておいてはいかがでしょうか?
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徳勝龍の優勝パレードの車種は?
徳勝龍が優勝した際にパレードに使われる車の車種ですが「 ベンツのS550カブリオレ」になります。引用:https://minkara.carview.co.jp/car/mercedes-benz/s-class_cabriolet/
こちらのオープンカーは2018年の1月から変更になり、日本(東京都)から千秋楽に貸し出されるようになったとのこと。
ちなみに、それまでのオープンカーは「アウディA5ガブリオレ」でした。
引用:https://minkara.carview.co.jp/car/audi/a5_cabriolet/
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大相撲の優勝パレードは大きな力士が二人も揃ってオープンカーに乗るので車の車種も気になりますよね(^_^;)
徳勝龍の初優勝を見届けようと、両国国技館の入り口には早くから大勢の人が集まってくるかと思いますので、パレードを見たい!という方はぜひお早めに国技館の入り口にお越しください!
徳勝龍は奈良県出身。奈良県出身の力士では実に98年ぶりの優勝となります!
※1922年(大正11年) 1月場所の鶴ヶ濱(つるがはま)以来。
また、幕尻の優勝では、2000年(平成12年) 3月場所の貴闘力(たかとうりき)以来20年振りとなります。
歴史的な快挙を故郷の奈良市でも盛大に迎えたいとのことで、奈良市役所にてパブリックビューイングが行われることになりました!
【徳勝龍・千秋楽パブリックビューイング】
■ 日時:令和2年1月26日(日) 午後3時30分~午後5時30分
※取り組みの時間・結果により、打ち切り・延長あり。
■ 場所:奈良市役所 中央棟1階 正面玄関ホール
■ 内容:50インチテレビによる大相撲観戦、徳勝龍関の応援
■ 定員:100名(予定) ※先着順とします。
昨年、富山県出身力士として103年振りとなる朝乃山が優勝した際は、地元の富山では朝乃山フィーバーに沸き返っていました!
徳勝龍が初優勝した暁には、奈良県内で徳勝龍フィーバーが巻き起こること間違い無しですね!また、故郷凱旋パレードも計画を立てられると思われます。
まさに、故郷に錦を飾る熱い取組を、千秋楽でも見せてもらいましたね!地元の皆さんに喜んでもらえる相撲を取れることは、力士冥利につきますね。
令和二年の相撲は始まったばかり!世代交代が囁かれる相撲界で、ベテランの徳勝龍の優勝はベテランのみならず、全ての力士の希望になったことと思います!初場所以降の相撲界にも多いに期待を寄せたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m