2016年度のノーベル平和賞の発表が
10月7日に行われます。
ノーベル平和賞は
今まで日本人での受賞者はいません。
毎年、「日本被団協」が
平和賞の候補に上がっており
今年こそは受賞なるか!と
注目を集めています。
「日本被団協」とはどんな団体なのか
気になることを調べてみました。
日本被団協とはどんな団体?
名前:日本被団協正式名称:日本原水爆被害者団体協議会
発足年月日:1956年8月10日
代表役員:坪井直、谷口稜曄、岩佐幹三
事務局長:田中 煕巳
日本被団協とは、広島、長崎の
被爆者の生存者の団体協議会で
47都道府県に設置されており、
被爆者の唯一の全国組織です。
日本被団協は、都道府県の被爆者組織をもって構成する国内団体であるが、その目標は、「世界のどこにも二度と被爆者をつくるな」「核兵器のない世界をつくろう」という世界的=人類史的課題である。したがってその運動は結成の当初から、国際的性格を本質的にもっていた。国際活動は、単に諸活動の一つというにとどまらず、日本被団協運動の核心部分をなしている。
引用:日本被団協ホームページ
日本被団協ホームページによると
日本全国に拠点を置く団体ではあるが
発足当時から、国際的な活動を視野に
いれていたとのことです。
そして、被爆者が
なけなしの私財を投じ
世界各国で、核兵器の恐ろしさを
訴えつづけたことで
「ノーモアヒロシマ・ナガサキ」
「ノーモアヒバクシャ」
「ノー・ユーロシマ」が
人類の共通語として認識されるように
なりました。
筆者は現在、広島に住んでおり
今年2016年5月には
オバマ大統領がアメリカの現職大統領として
始めて広島を訪問したことでも
話題になりました。
その際、日本被団協の代表役員である
坪井直(つぼい・すなお)さんが
オバマ大統領と握手を交わし
お話をされていたのが印象的でした。
坪井直さんについてはこちら!
今年、オバマ大統領が広島を訪問
されたことで、ノーベル平和賞候補としても
注目を集めている日本被団協。
日本初のノーベル平和賞受賞なるか
期待に胸が膨らみます。
日本被団協の会費はいくら?
日本被団協は日本全国に設置されている団体なので、
会費がいくらなのか?という
お金の事情も気になりました。
日本被団協の会費について
調べてみましたが
特に会費についての記載はなく
被団協の運営費は
毎月発行している月刊誌
「被団協新聞」の購読収入と
寄付金に寄って賄われている
とのことでした。
日本被団協の会員数とは?
日本被団協の会員数ですが各都道府県別で会員数を把握しているようで
全国的には掌握をしていないようです。
ちなみに、広島県被団協は
2000年時点で約2万人の
会員数があったようです。
被爆者も高齢化となり
年々被爆者の数も減ってきているので
会員数も徐々に減りつつあるのが
現状かもしれません。
いよいよ、ノーベル平和賞の発表が
刻一刻と迫ってきました。
朗報を心待ちにしながら
発表の時を待ちたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました(*^^*)